烈火伝 第1章 ケムリザル
引退者が見れば絶句すること間違いなし
あの異界デッキで八面六臂の大活躍を見せている
ミストウィゼルが泣いている。

コスト5(4)
破壊時3コアシュート 3枚ドローという驚愕のスペックを誇っており、
その凶悪さにより、発売直後からメタゲームの中心を荒らしまくった。
特に
烈火伝2弾の
螺旋ニードルからケムリザルを出す
ケムリニードルは非公認の上位を席巻したほど。
2ターン目に召喚できれば恐ろしいアドバンテージを叩き出すことが可能で、
その圧倒的なカードパワーにより一方的なゲーム展開に持ち込めたため、
現在このカードをメインにしたデッキが環境を支配していると言っても過言ではないだろう。
単体のカードが
1:6、
1:7交換を取っていく様は恐怖以外の何物でもなく、
消滅時効果ということもそれに拍車をかけた。
また、このカードが壊れと言われる最大の原因は
アトライアハイドラ、
キシュードック、
陰陽童などの
メタカードを問題としない点にある。(ソウルコアを外せばドローは発揮されない)
こうして見ると、
ケムリザルは過去の
マインドコントロールなどとも
余裕で肩を並べる凶悪なカードであり、
それは、1度出されるとゲームが成立しないことから
「サルゲー」という言葉まで生み出してしまうほど。
ケムリザルは、もはや
XXレアと等しい価値があると言って良いだろう。
さらに、このカードは近年のバトスピにおけるカード高額化の温床にもなっており、
アンコモンにも拘らず一枚
1500円前後で取引されている。
ここまで強力でありながら、この値段で停滞しているのは、
無論、制限カードへの追加が誰の目にも明らかなためである。
総評になるが、このカードが環境やプレイヤーに与えた影響は非常に大きいと言わざるを得ない。
バトルスピリッツの歴史を語る上では外すことのできないカードであることは間違いないだろう 。
うそ
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